Zoho CreatorからCRMへの移行「スクリプト版」
Deluge Script
Zoho Creatorから、CRMへ移行できる方法は2つあります。
- 1.まずは、カスタムアプリを作成して、CRMにインポート用のタブを作る方法
- 2.次に、Creator側にスクリプトを記載して、CRM内の「見込み客」にインポートする方法
今回は、2の方法を説明。1はこちらをどうぞ。
手順としては以下の方法
- Creatorでフォームを作成し、
- WorkFlowで、スクリプトを書く!
いつもの通り、ゾーホージャパンのH氏から送られてきたサンプルスクリプトから、
sendmail ( To : input.LEmail From : zoho.adminuserid Subject : "【サンプル】お問い合わせありがとうございます。" Message : input.LOrgName + "<br />\n" + input.LLastName + " " + input.LFirstName + " 様<br />\n<br />\nお問い合わせいただきありがとうございました。<br />\nお問い合せ内容は次のとおりです。<br />\n<br />\nよろしくお願いいたします。<br />\n<br type=\"_moz\" />" ) //上記は、メール送信の処理で、以下が実際のCRMへのスクリプト! crmLead = map(); crmLead.put("First Name", input.LLastName); crmLead.put("Last Name", input.LFirstName); crmLead.put("Email", input.LEmail); crmLead.put("Company", input.LOrgName); crmResp = zoho.crm.create("leads", crmLead, 1); info crmResp; //ログの解析 leadID = (crmResp.get("Id")).toLong(); crmResp = zoho.crm.attachFile("leads", leadID, input.LAttachment);
9行目:マップ変数の作成
10-13行目:マップ変数にCRMに登録するデータを格納
14行目:CRMに見込み客のデータを登録
16行目:CRMのレスポンスから見込み客IDの取得
17行目:CRMに添付ファイルを登録
15行目は、成功か失敗のログをみるためにつけました。左下に、「ログを見ます」みたいなリンクが出て、押すとアラートみたいなのがつきます。
続いて、H氏の丁寧な解説が続きます。。。
お渡ししたアプリでは、Zoho CRMの標準項目に値を代入しています。
mp.put(“Last Name“, input.LLastName);
上記の例の場合、青文字がZoho CRMの項目名、赤文字がZoho Creatorから登録したい値(変数名)に該当します。
Zoho CRMの項目名に関しては、次のルールが適用されています。■標準項目
標準項目の場合、項目名を日本語で指定するのではなく英語で指定する必要があります。
下記のページから英語名をご確認の上、項目名を指定してください。Standard Fields in Leads | Online Help – Zoho CRM
https://www.zoho.com/crm/help/leads/standard-fields.html■カスタム項目
カスタム項目の場合、項目の作成時に使用した項目名をそのまま指定できます。
はまったポイントは、このスクリプトは、重複確認をするスクリプトになっていて、
CRM内に重複するメールがあると、データ送信は成功するが、重複フィルターで、CRM内にデータが移行しないということ、、
おそらくzoho.crm.create()の仕様である重複チェックに引っかかっている可能性があります。
メールアドレスで重複チェックを行っていますので、Zoho CRMに登録されていないメールアドレスでご確認ください。
14行目の内容になります。。。
CRMで任意のカスタム項目に転送する場合は、こんな感じ。
crmLead.put("テスト姓", input.custom);