Zoho Sales IQを「自動実行条件」で、Unknown(匿名)ユーザーを条件によって自動的にページ移動をしてみた!
マーケティング
匿名ユーザーを属性によりページを自動的選別させることができた。
マーケティング・オートメーション(MA)というキーワードが、マーケティング分野ではここ最近、注文を集めています。まだバズワード的な部分があるので、具体的な定義はおぼろげな感じですが、基本的には「匿名ユーザー(Unknown)を、追跡し、自社サイトの動線に誘導し、最終的には資料請求や問合せフォームで、実名化させ、今度は顧客管理(CRM)やSFAをしていく」みたいな感じのように思います。
そこで、顧客管理ソフトZoho CRMのSales IQを使うと以下のことができます。Unknownユーザーの属性に応じて、自動的にホームページを選別させることができます。具体的にいうと、「神奈川県のユーザーで、過去2回訪問したら、自動的にお問合せページに推移させる」みたいなことです。
具体的な方法はこのような形
- Sales IQにログインし、
- 設定 > 自動化 > 自動条件
- 「もし」で条件を選び、
- 「その後」で「JS APIの起動」を選び
- 任意の「トリガー名」今回は、(Tokyo)を作成
- 最後に、実行時間を書く
今回の例は、IPアドレスを特定して、そのユーザーは、3秒後にグーグルのサイトに行くという内容です。
次に、ホームページにスクリプトを埋め込む
<script> $zoho.salesiq.ready = function (embedinfo) { $zoho.salesiq.visitor.trigger(function (triggername, visitorinfo) { if (triggername == 'Tokyo') { //書いたのはここだけ。 window.location.href = 'https://www.google.co.jp'; } }); } </script>
Sales IQを自動実行条件した時の動画で紹介こんな感じです。
最後に、
Sales IQには、条件を沢山仕込むことができます。例えば、このURLの流入から、サイト訪問数、前のページのURLとか、国・地域・都道府県・市町村、滞在時間を条件として、JavaScriptでAPIを起動させて、様々なアクションを実行させることができます。
本来ホームページは、匿名ユーザーに対して、受け身にも関わらず、Push型のアクションを起こすことができるようになるのが、新しいホームページマーケティングの形となりますね。