「大丈夫?」って、
心配してくれたのは、嬉しかった。
でも、
あの瞬間、
なんだか、すごくしんどかった。
「相手のために」って思って動いたのに、
なぜか自分が疲れていたり、
感謝されないどころか、避けられていたり。
「なんでこんなに、優しくしてるのに…」
そう思ってしまう自分に、
罪悪感すら湧いてきた。
優しさって、なんだろう。
自分が苦しくなるまで、
誰かのことを想うことなのか。
それとも──
私がこうしてほしいと思う気持ちを、
“優しさ”にすり替えていただけなのか。
あなたの“優しさ”の奥にも、
まだ言葉にならない問いが、
眠っているのかもしれない。