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「顧客ポータル」のサービス別(Zoho CRM・クリエーター・インボイス)のメリット・デメリット解説。

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Zohoサービスにおける顧客ポータル機能

今回は、Zohoサービスにおける「顧客ポータル機能」(ユーザーが自らでIDとパスワードでログインし、データを編集・追加・削除すること)について考察する。今回も自社における別サービス(BtoC)での実際の利用や導入支援時で、理解した内容を、自社内の備考録を踏まえて、共有できればと考えた。前提としてZoho Oneユーザーを対象としているが、今回の記事での顧客ポータルは以下の3サービスについてまとめる。

  • 1.Zoho CRM
  • 2.Zohoクリエーター
  • 3.Zohoインボイス
Zoho CRMに顧客ポータル機能が付与された。プランはエンタープライズ以上で「マルチユーザーポータル」と記載

まずは、Zoho CRMの顧客ポータル機能から

まず、昨年末ぐらいから突然登場したZoho CRMの顧客ポータル機能。従来は、顧客ポータルといえば「Zohoクリエーター」のみみたいなイメージだったが、CRMにもエンタープライズ以上(Zoho One対象)で利用が可能となった。そこでZoho CRMの顧客ポータルについて見ていきたいと思う。

場所:設定>「ポータルのユーザー」
2019-05-06_16-18-15

基本的な仕様の理解は、Zohoジャパンのブログが丁寧に記載しているのでこちらを参照。加えて、公式のページはこちら。

上記のブログに記載している通り、デフォルト(初期値)での顧客ポータル上で共有できるタブは以下となる。

  • 「連絡先」
  • 「商談」
  • 「商品」
  • 「見積書」
  • 「受注書」
  • 「発注書」
  • 「請求書」
  • 「問い合わせ」
「連絡先」タブが基本のマスター・レコードとなり、そこからデフォルトで紐付いているタブ(モジュール)が顧客ポータルで共有可能という位置づけ。

デフォルト・タブ以外でも顧客ポータルとして共有は可能