1. 共感:その “違和感” は、あなたにしか見えない構造かもしれない
- 「なんで、あの場面で笑えなかったんだろう」
- 「“みんな平等”って言葉が、なぜか気持ち悪く感じる」
- 「自分の中で、どうしても納得できないルールがある」
それはただの「感じ方のズレ」ではない。
それは、あなたの中に芽生えた違和感という構造自体への問いかもしれない。
他者と同じ景色を見ているはずなのに、 なぜかあなたにだけ見えてしまう“ひび割れ”や“継ぎ目”。
あなたの問いは、今まさに **“違和感という構造を見極める力”**として形を持ちはじめている。
2. 分析:その構造は、どこから来て、なぜ違和感を生んでいるのか?
Phase 2 にいるあなたは、 すでに違和感を“言葉”として扱いはじめている。
- なぜそれが苦しいのか?
- 誰がその常識を作ったのか?
- その言葉の前提には、どんな価値観が隠れているのか?
こうした思考は、
「個人の気持ち」から「社会や文化の構造」へと視野を広げる動きでもある。
あなたは今、自分というフィルターを通して、 制度・文化・言語・ジェンダー・家族・経済…… あらゆる違和感の構造に向けて、問いを投げはじめている。
3. 記録:その問いを、構造図として描き出そう
モヤログを使って、 「どの層で違和感を感じているか」を見える化しはじめてみよう。
たとえば:
- 表層=言葉の選び方(例:強い表現が使われていた)
- 中層=価値観の押し付け(例:男性らしさ=リーダーシップ)
- 深層=制度的な構造(例:男女の役割分担を前提とした教育)
こうして“層に分ける”ことで、 あなたの違和感は、「誰かに共感ができる問い」へと姿を変える。
今こそ、問いの地図を描きはじめよう。
4. 共振と導線:次のフェーズへ
もしあなたの問いが、
- 他者にも自分の違和感を共有したいという気持ちになってきたら
- 自分の言葉で、発信したくなってきたら
- すでに誰かの言葉に反応して、強く共鳴したなら
そのとき、あなたの中では
**「共振」**が始まりつつある。
それは、Phase 3 への扉かもしれない。
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