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Zohoサービスにおける顧客ポータル機能
今回は、Zohoサービスにおける「
顧客ポータル機能」(ユーザーが自らでIDとパスワードでログインし、データを編集・追加・削除すること)について考察する。今回も自社における別サービス(BtoC)での実際の利用や導入支援時で、理解した内容を、自社内の備考録を踏まえて、共有できればと考えた。前提としてZoho Oneユーザーを対象としているが、今回の記事での顧客ポータルは以下の3サービスについてまとめる。
- 1.Zoho CRM
- 2.Zohoクリエーター
- 3.Zohoインボイス
Zoho CRMに顧客ポータル機能が付与された。プランはエンタープライズ以上で「マルチユーザーポータル」と記載
まずは、Zoho CRMの顧客ポータル機能から
まず、昨年末ぐらいから突然登場したZoho CRMの顧客ポータル機能。従来は、顧客ポータルといえば「Zohoクリエーター」のみみたいなイメージだったが、CRMにもエンタープライズ以上(Zoho One対象)で利用が可能となった。そこでZoho CRMの顧客ポータルについて見ていきたいと思う。
場所:設定>「ポータルのユーザー」
基本的な仕様の理解は、Zohoジャパンのブログが丁寧に記載しているので
こちらを参照。加えて、
公式のページはこちら。
上記のブログに記載している通り、デフォルト(初期値)での顧客ポータル上で共有できるタブは以下となる。
- 「連絡先」
- 「商談」
- 「商品」
- 「見積書」
- 「受注書」
- 「発注書」
- 「請求書」
- 「問い合わせ」
「連絡先」タブが基本のマスター・レコードとなり、そこからデフォルトで紐付いているタブ(モジュール)が顧客ポータルで共有可能という位置づけ。
デフォルト・タブ以外でも顧客ポータルとして共有は可能