Zoho Creatorのフォーム間のデータ移行


Zoho Creatorによる、データ移行のスクリプトについて解説します。
よくある仕様としては、見積書=>請求書(若しくは、見込客=>連絡先)にデータを移行するようなパターンです。
基本的な流れとしては、任意の関数(convert)を作成し、それをカスタムアクションで実施するというような形となります。

  • workflowから
  • Functionsで
  • 関数を作成
  • それをカスタムアクションで実装する

今回の関数は、”covert”とします。

void convert(int docID)
{
    // 基本情報のコピー
    rec  =  Estimate  [ID == input.docID];
    recID = insert into SalesOrder
    [
     Added_User = zoho.loginuser
     City = rec.City
     Detail = rec.Detail
     DueDate = rec.DueDate
     Estimate = input.docID
     State = rec.State
     Street = rec.Street
     Terms = rec.Terms
     Title = rec.Title
     Total = rec.Total
     ZipCode = rec.ZipCode
    ];
}

簡単な解説、
docIDは任意の名前。
恐らく、フォームのIDを関数の引数に データ型int(整数)として紐付けるもののように思う。
Estimateは、見積書でフォーム名でrecの中にIDを代入。
SalesOrderは、受注書で移動するフォーム名。
そのフィールド(項目)がその8行目以下の内容。
Add_User = zoho.loginuserは、フォーム内の項目はないが必須の内容。
左側の項目が移動前(見積書)で、右側が移動後(受注書)の項目。
一見、右から左にデータが移動しそうだが、実際は左から右にデータが移動(逆にしてみたがエラーが表示された)することに注意。

この関数をカスタムアクションに設置すれば実装完了。

  • Reportから
  • 任意のレポートを選び
  • custom actionをクリック

カスタムアクションに実装後

hjunya